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ドイツ語文法

ドイツ語名詞の性別 男性名詞・女性名詞・中性名詞とは

2022年12月14日 by dk-german

ドイツ語では名詞に性別があります。

スペイン語やフランス語などにも名詞に性別がありますので、こういった言語を知っている人にとってはお馴染みですね。

ドイツ語には、「男性名詞」と「女性名詞」、そして「中性名詞」があります。

ドイツ語の名詞の性別

「男」や「女」という名詞に性の区別があるのは理解できることだと思います。

当然ながら、「男」を意味する Mann は男性名詞ですし、「女」を意味する Frau は女性名詞です。

しかし、ドイツ語では、「男」や「女」のように性別に関する名詞以外の、例えば「木」、「花」、「草」などにも性別が与えられているのです。

「木」は男性、「花」は女性、「草」は中性

それでは、具体的に名詞の性別を見ていきましょう。

先ほど挙げた例でいくと、「木」を意味する Baum は男性名詞ですし、「花」を意味する Blume は女性名詞です。そして、「草」を意味する Gras は中性名詞です。

男性名詞や女性名詞だけではなく、中性名詞があるのが、ドイツ語の特徴です。

「男」が男性名詞で「女」が女性名詞であるのは分かりますが、「木」が男性名詞で「花」が女性名詞だなんて、ちょっと変な感じがしますよね。

こういった無生物でオスやメスの区別がないものに関する性別については、合理的な理由はありません。こういうものなんだ、という風に機械的に覚えてください。

別に「木」が男性的であるとか「花」が女性的である、という概念はありません。

無生物の名詞は、たまたま「男性」、「女性」、「中性」といった区別に分類されているだけ、という感じです。

男性名詞や女性名詞、そして中性名詞をきちんと区別するのは、ドイツ語文法において重要です。

ただ、現在の段階では、「名詞には性の区別がある」ということだけ覚えておいてください。

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ドイツ語の「定形・不定形」「定動詞・不定詞」とは何か その違いを分かりやすく説明

2022年12月11日 by dk-german

ドイツ語の文法用語に、動詞の「不定形」と「定形」といったものがあります。

また、これら「不定形」と「定形」に付随して「定動詞」や「不定詞」というものも存在します。

今回は、これらの文法用語について分かりやすく説明します。

ドイツ語の「不定形」とは何か

まず、「不定形」を説明します。

この動詞の「不定形」とは、動詞の原形のことです。

ドイツ語でも、他の多くの言語と同様、主語や時制に応じて、動詞は様々な形に変化(活用)します。

主語や時制などに応じて活用していない動詞の元々の形のことを「不定形」と呼ぶわけです。

ドイツ語の「不定詞」とは何か

さて、「不定形」について上記のように説明しました。

そして、不定形の動詞のことを「不定詞」と呼びます。つまり、動詞の原形のことですね。

ドイツ語の不定詞は、例えば以下のようなものです。

spielen 遊ぶ
kaufen 買う
trinken 飲む

ドイツ語の「定形」とは何か

「不定形」が動詞の原形を意味するのに対し、動詞の「定形」とは、動詞が主語や時制などに応じて変化した形のことを指します。

平たく言えば、動詞の活用形のことを「定形」と呼ぶわけです。

ドイツ語の「定動詞」とは何か

そして、定形の動詞のことを「定動詞」と呼びます。

まとめ

以上、説明したことをまとめましょう。

動詞の原形⇒「不定形」⇒不定形の動詞⇒「不定詞」

動詞の活用形⇒「定形」⇒定形の動詞⇒「定動詞」

最初は少しややこしく感じるかもしれませんが、すぐに慣れると思います。

辞典に載っている動詞は「不定形」

動詞は、辞典では不定形で掲載されます。

そのため、新しく出くわした動詞の意味を調べようと思っても、その動詞が定形であるならば、不定形を探さなければなりません。

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