「…しているところだ」や「…中」という内容の文は、「現在進行形」で表現します。
英語でも習ったのではないかと思います。
このレッスンでは、現在進行形について解説します。
estar + 現在分詞で現在進行形
現在進行形は、英語と同じような方法で作ることができます。
すなわち、
estar + 現在分詞
です。
ここで、「現在分詞」という言葉がでてきましたが、馴染みが薄いかもしれません。まあ、文法用語ですからね。
英語で現在進行形の文章を作る際に、動詞に「ing」をつけたことを覚えていませんか。
実は、これが「現在分詞」に当たるものです。
もちろん、スペイン語では、「ing」をつけるわけではなく、以下のように現在分詞を作ります。
ar動詞 - 語幹+ando例:hablar (話す)- hablando
er動詞 - 語幹+ iendo 例:beber (飲む) - bebiendo
er動詞 - 語幹+ iendo 例:beber (飲む) - bebiendo
ir動詞 - 語幹+iendo(er動詞と同じ) 例:vivir (住む) - viviendo
現在進行形の例
それでは、現在進行形の例をみてみましょう。
Ahora estoy comiendo.
今は食事中だ。
今は食事中だ。
ahora 今、現在
comiend > comer 食べる
このように、estar と現在分詞をつなげることにより、現在進行形ができあがります。
なお、スペイン語では、英語と比べ、現在進行形を使う場面は限られています。
普通の現在形でも同じような意味になるからです。現在進行形は、特に現在進行中の出来事を強調したいときに使います。