否定文は、⇒否定文で学んだ no 以外の語を使っても作ることができます。
否定の意味を持つ語を「否定語」といいます。
今回は、否定語について学びます。
否定語の置き場所
否定語は、動詞の前にも後にも置くことができます。
ただし、動詞の後に置く場合は、no を動詞の前に置く必要があります。
否定語 nunca と nadie
今回は、否定語のうち、nunca, nadie を学びましょう。
nunca の意味と例文
nunca は、「決して…ない、絶対…ない」 という意味を持つ語です。
例えば、以下のように使います。
María nunca llega tarde.
María no llega tarde nunca.
マリアは、遅刻することは絶対ない。
María no llega tarde nunca.
マリアは、遅刻することは絶対ない。
ここで、María nunca llega tarde. と María no llega tarde nunca. の2通りの例文を紹介しましたが、どちらも nunca の置き場所が異なるだけで意味は同じです。
ただし、先ほど説明したように、動詞の後に nunca を置く場合は、no を動詞の前に置きます。
nadie の意味と例文
nadie は、「誰も…ない」 という意味の語です。
Nadie viene aquí.
No viene nadie aquí.
誰もここへ来ない。
No viene nadie aquí.
誰もここへ来ない。
nunca も nadie もよく使う否定語です。しっかり覚えましょう。