英語の「Be動詞」って覚えていますか。
そうです、「I am」や「He is」の「am」や「is」にあたる部分の動詞ですね。これらは、活用される前の不定詞の形では「be」なので、「Be動詞」と呼ばれたりします。
こういった「Be動詞」の概念は、スペイン語にもあります。まあ、そもそも、スペイン語では「be」ではないので、「Be動詞」と言うのは変ですが、とりあえず説明に便利ですので、暫定的に使うことにします。
スペイン語の ser と estar
スペイン語でBe動詞にあたる動詞には、2つ(場合によっては3つ)あります。
一つは、「ser(セル)」で、もう一つは「estar(エスタル)」です。
スペイン語の参考書によっては、「hay(アイ)」もスペイン語のBe動詞に含むことがあります。
これらのBe動詞は、それぞれ別々の活用をします。つまり、英語のように、主語によって様々な形に変化するのですが、その変化の形がそれぞれ異なるのです。
それでは、次のレッスンから「ser」と「estar」を詳しく見ていきましょう。
次のレッスン: ser の活用と使い方