今回と次回とで2回に分けて、スペイン語の時間に関する表現を学びます。
今回は、「何時ですか」と時間を尋ねる表現と、「…時です」と今何時かを述べる表現を学びます。
スペイン語で「何時ですか?」
まず、「何時ですか?」と時間を尋ねる際の表現について学んでいきましょう。
なお、時間を表現するには、数字の知識、特に1~60までの数字が理解できると良いと思います。もし、これらの数字について自信の無い場合は、過去のレッスンを参考にしてみてください。
さて、時間を尋ねるには、以下の表現を使います。
何時ですか?
発音は、カタカナで表すと「ケ オラ エス?」のような感じです。「ケ ホラ エス?」としないように気を付けましょう。
「qué」は、日本語で「何」という意味で、英語の what に相当します。
また、hora は「オラ」と発音し、「時間」という意味です。
es は、ser動詞の三人称単数形ですね。
スペイン語で「…時です」
さて、¿Qué hora es?(何時ですか?)と尋ねられた際、「…時です」と答えるにはどのようにすればよいでしょうか。
例えば「2時です」と答える場合は、以下のようになります。
2時です。
詳しく見ていきましょう。
時刻を表現する場合、以下のような形になります。
ser 動詞(es, son) + 定冠詞の女性形(la, las) + 数詞
このうち、「ser動詞」と「定冠詞の女性形」には、それぞれ「es, son」と「la, las」の2通りの表現があります。
これらは、単数形と複数形の違いです。そして、それぞれ単数形を使うのは、1時台のみです。
そして、1時を表現する場合は、1を表す数詞についても、男性形のuno ではなく女性形 una を使います。
1時です。
1時台以外は、ser 動詞と定冠詞の女性形に複数形を用います。
4時です。
11時です。
12時です。