101からの数字の数え方には、少し注意が必要です。
まず、前に学んだ、十の位(30以上)と一の位との間には、「y」が用いられました。しかしながら、百の位と十の位および一の位との間には、「y」は用いられません。以下の例を見てみましょう。
103 ciento tres
130 ciento treinta
163 ciento sesenta y tres
上記の例で、「あれ、163には y が使われているぞ」と思いませんでしたか。これは、百の位とは関係なく、「63」を表すために用いられる「y」なのです。
それでは、200から900まで、百の位の数え方を見てみましょう。
200 | doscientos | ドスシエントス |
300 | trescientos | トレスシエントス |
400 | cuatrocientos | クアトロシエントス |
500 | quinientos | キニエントス |
600 | seiscientos | セイスシエントス |
700 | setecientos | セテシエントス |
800 | ochocientos | オチョシエントス |
900 | novecientos | ノベシエントス |
さて、上記200から900については、男性形と女性形があることに注意が必要です。上記は、全て男性形です。これが女性形になると、語尾が「-as」に変化します。例えば、doscientosの女性形は、doscientasです。
つまり、数字の後に名詞が続く場合、その名詞の性によって、語尾が「-os」か「-as」のどちらかになるのです。以下はその例です。
300ユーロ = trescientos euros
400軒の家 = cuatrocientas casas
名詞の数を表す場合は、性の区別について注意しましょう。