スペイン語の疑問文を作るのは、簡単です。
いや、簡単というよりも、自由という表現の方が適切かもしれません。
そもそも、スペイン語は、語順はそれほど厳格に定まっていないですし、主語を省略した文章も可能です。
そういった理由から、疑問文にもある程度の自由度があるのかもしれません。
疑問文のルール
もちろんいくら自由度があるといっても、最低限守らなければならないことがあります。
その最低限のルールとは、以下の通りです。
(1)文の最後でイントネーションを上げる。
(2)疑問文の最初に「¿」をつけて、疑問文の最後に「?」をつける。
上記(1)は主に話し言葉で、上記(2)は主に書き言葉で重要になりますね。
これらの2点だけは守るようにしましょう。そうしないと、自分の発言や文章が、そもそも質問かそうでないのか、読み手や聞き手が分からなくなるかもしれません。
上記(1)については、結構どの言語でも共通することなので分かり易いですが、上記(2)については、スペイン語独特なので気を付けましょう。「?」を逆さまにしたような記号「¿」を疑問文の前に置きます。
疑問文の例
それでは、例文を見てみましょう。まずは、普通の文章です。
Él vive en Japón.
彼は日本に住んでいます。
彼は日本に住んでいます。
これを疑問形にすると、以下のとおり。
¿Él vive en Japón?
彼は日本に住んでいるのですか?
彼は日本に住んでいるのですか?
なお、主語は省略できるので、以下のように表現することができます。
¿Vive en Japón?
彼は日本に住んでいるのですか?
彼は日本に住んでいるのですか?