「私の名前は〇〇です」と、自分の名前を相手に伝えたい場合は、基本的に Me llamo …. という表現を使います。
今回は、自己紹介で必須の「自分の名前を伝える表現」を紹介します。
「私の名前は〇〇です」は Me llamo …
「私の名前は~です。」と言う場合は Me llamo … という表現を使います。
例えば、以下のように使います。
私の名前はタロウです。
このように、Me llamo の後に自分の名前をくっつけるだけでOKです。
Me llamo の発音
Me llamo は、「メ リャモ」もしくは「メ ジャモ」となります。
Me llamo の少し文法的な話
さて、ここからは少し文法的な話をしましょう。単に会話表現を学びたい方は以下を読み飛ばしてもらってもかまいません。
今回、「私の名前は何々です」の定形的な表現を説明しました。
この表現自体はとてもシンプルなものですが、文法的には少しややこしい側面があります。
比較的親しみのある英語と比較してみましょう。
英語で「私の名前は…です」と表現する際は、My name is … をよく使いますね。
この表現では、「my」と「name」が、それぞれ「私の」と「名前」に対応しています。ですから、日本人としても分かりやすいでしょう。
しかし、スペイン語の対応する表現である Me llamo … では、「me」と「llamo」が、それぞれ日本語の「私の」と「名前」には対応しないのです。
これは、文法的には「再帰動詞」という、少し難しい方法で自分の名前を表現しているからです。
例えば、上記の例文 Me llamo Taro を直訳すると、「私は自分を太郎と呼びます」という風になあります。これが転じて、「私の名前は太郎です」という意味になるのです。
なお、再帰動詞については、文法講座の⇒再帰動詞の解説で詳しく勉強します。
まあ、今の段階では、とりあえず「Me llamo」の後に自分の名前をくっつける、とだけ覚えていれば問題ありません。