「杓」の読み方・意味・熟語・部首・画数

漢字

音読み シャク」「ヒョウ
訓読み ひしゃく」「しゃく(う)
画数 7
部首 木(き、きへん)

「杓」の意味

  1. ひしゃく:液体をすくい取るための道具。柄(え)のついた小さな容器。
  2. ひしゃく一杯分の分量を表す語として、文語的に用いられることがある(例:一杓の水)。

「杓」の熟語

柄杓(ひしゃく)

水などをすくうための道具。長い柄のついた器。

例文:神社で手を清めるときに柄杓を使う。

杓子(しゃくし)

ご飯などをよそうための道具。現在のしゃもじに近い。

例文:炊きたてのご飯を杓子でよそう。

杓子定規(しゃくしじょうぎ)

融通のきかない、決まりきった考え方や態度。

例文:彼の考え方は杓子定規で柔軟性がない。

杓子は耳搔きにならず(しゃくしはみみかきにならず)

大きなものは小さなことに役立たない、物には用途があるというたとえ。

例文:人には向き不向きがある。杓子は耳搔きにならず、だ。

杓立(しゃくだて)

ひしゃくを立てておく容器。茶道などで使われる。

例文:茶室の水屋には杓立が置かれている。

杓拍子(しゃくびょうし)

能や雅楽などで用いられる木製の拍子取り。

例文:神楽で使われる杓拍子が響き渡った。

「杓」を名付けに使える?

使用できません。