「賢」の読み方・意味・熟語・部首・画数

漢字

音読み ケン
訓読み かしこ(い)」「さか(しい)」「まさ(る)
画数 16
部首 貝、贝(かい、かいへん、こがい)

「賢」の意味

  1. かしこい:知恵があり判断力や理解力に優れていること。
  2. 徳のある人、立派な人物を指す語(賢人・賢者など)。

「賢」の熟語

賢人(けんじん)

知恵や徳のある立派な人。

例文:歴史には多くの賢人が登場する。

賢明(けんめい)

かしこくて判断が的確であること。

例文:賢明な判断により危機を回避できた。

賢者(けんじゃ)

知恵ある人物。知識や経験に優れた人。

例文:彼はまるで賢者のように人々に語った。

賢妻(けんさい)

賢い妻。夫をよく支える理解ある妻。

例文:祖母は家族を支えた賢妻だった。

「賢」を含む人名

  • 蒲生賢秀 :戦国~安土桃山時代の武将。蒲生氏郷の父。日野城主として忠義を貫いた人物。
  • 洞院公賢 :鎌倉後期~南北朝時代の公卿。藤原氏出身で、太政大臣を務めた文化人・政治家。『園太暦』の編者としても知られる。
  • 宮沢賢治 :明治~昭和初期の詩人・童話作家。代表作に『銀河鉄道の夜』『注文の多い料理店』などがあり、自然と宇宙を融合させた幻想的文学で高く評価されている。

「賢」を名付けに使える?

使用可能です。

例: 賢(けん)、 賢(さとし)、 賢一(けんいち)、 賢太(けんた)、 賢吾(けんご)