「菊」の読み方・意味・熟語・部首・画数

漢字

音読み キク
訓読み ありません。

訓読みがない漢字は、他にも以下のようなものがあります。

訓読みがない漢字のリスト

画数 11
部首 艸、艹(くさ、くさかんむり、そうこう)

「菊」の意味

  1. キク科の多年草。秋に花を咲かせ、観賞用・薬用・食用などに広く用いられる。
  2. 日本文化における象徴的な花。皇室の紋章(十六八重表菊)としても知られる。

「菊」の熟語

菊花(きっか/きくか)

菊の花のこと。特に観賞用として栽培される菊の花を指す。

例文:秋になると公園で菊花展が開かれる。

菊人形(きくにんぎょう)

菊の花や葉で作られた装飾的な人形。秋の催し物として知られる。

例文:毎年の菊人形展は多くの観光客でにぎわう。

菊酒(きくざけ)

重陽の節句(9月9日)に飲まれる、菊の花を浮かべた酒。

例文:祖母は重陽の日に菊酒をたしなんでいた。

白菊(しらぎく)

白い菊の花。

例文:墓前に白菊を供えて手を合わせた。

「菊」を含む地名

菊川市(きくがわし)

静岡県の市名。茶の産地としても有名。

「菊」を含む人名

  • 菊池寛 :明治・大正・昭和期の作家。『恩讐の彼方に』などで知られ、『文藝春秋』を創刊した。
  • 菊地凛子 :日本の女優。映画『バベル』などに出演し、国際的に活躍。

「菊」を名付けに使える?

使用可能です。

例: 菊(きく)、 菊子(きくこ)、 菊江(きくえ)