「阿」の読み方・意味・熟語・部首・画数
漢字 |
阿 |
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音読み | 「ア」 |
訓読み | 「くま」「おもね(る)」「よ(る)」「ひさし」「お」 |
画数 | 8 |
部首 | 阜、阝(こざと、こざとへん、おか) |
「阿」の意味
- 山に囲まれたくぼ地や入り組んだ地形を表す漢字。谷間や山のふもとを意味し、地名にも用いられる。
- 親しみを込めた呼びかけや敬称として用いることがある(例:阿兄、阿母)。
「阿」の熟語
阿弥陀(あみだ)
仏教における阿弥陀如来。西方極楽浄土の教主。
例文:阿弥陀仏に手を合わせる。
阿片(あへん)
ケシから採取される麻薬成分。医学的にも使用されるが依存性が高い。
例文:阿片の濫用は厳しく取り締まられている。
阿吽(あうん)
仏教で宇宙の始まりと終わりを象徴する語。転じて、ぴったりと呼吸が合うこと。
例文:阿吽の呼吸で作業が進んだ。
阿諛(あゆ)
へつらうこと。ご機嫌を取ること。
例文:上司に阿諛する態度は好まれない。
「阿」を含む人名
- 阿部寛 :日本の俳優。映画『テルマエ・ロマエ』やドラマ『下町ロケット』などで知られる。
- 阿刀田高 :日本の作家・評論家。ショートショートや聖書の解釈などで著名。
「阿」を名付けに使える?
使用可能です。
例:阿音(あのん)