スペイン語の過去未来形(条件法)とは?活用と使い方を解説
このページでは、 スペイン語の 「過去未来形」 について学びます。
過去未来形は、 スペイン語では condicional と呼ばれ、 条件法と説明されることもあります。
過去未来形は、 過去から見た未来だけでなく、 推量や丁寧な依頼表現にも使われる重要な活用です。
過去未来形とは?
過去未来形は、 主に次のような場面で使われます。
- 過去から見た未来
- 過去についての推量
- 丁寧な依頼や婉曲表現
過去未来形のイメージ
「〜だろう」 「〜していただけますか」 のような柔らかい表現
過去未来形の作り方
過去未来形では、 動詞の原形に活用語尾を付けます。
未来形と同じく、 ar・er・ir 動詞で共通の語尾を使います。
動詞の原形 + 過去未来形語尾
過去未来形の活用語尾
過去未来形の活用語尾は、 次の通りです。
-ía, -ías, -ía, -íamos, -íais, -ían
アクセント記号がある点にも注意しましょう。
規則動詞の過去未来形
visitar の過去未来形
| yo | visitaría |
|---|---|
| tú | visitarías |
| él / ella / usted | visitaría |
| nosotros / nosotras | visitaríamos |
| vosotros / vosotras | visitaríais |
| ellos / ellas / ustedes | visitarían |
このように、 動詞の原形 visitar に、 過去未来形の語尾を付けています。
comer の過去未来形
| yo | comería |
|---|---|
| tú | comerías |
| él / ella / usted | comería |
| nosotros / nosotras | comeríamos |
| vosotros / vosotras | comeríais |
| ellos / ellas / ustedes | comerían |
vivir の過去未来形
| yo | viviría |
|---|---|
| tú | vivirías |
| él / ella / usted | viviría |
| nosotros / nosotras | viviríamos |
| vosotros / vosotras | viviríais |
| ellos / ellas / ustedes | vivirían |
未来形との共通点
過去未来形は、 未来形と非常によく似ています。
どちらも、 動詞の原形に語尾を付けて作ります。
また、 不規則動詞の語幹も、 未来形と同じです。
未来形と過去未来形
不規則語幹は共通
不規則動詞
過去未来形でも、 未来形と同じ不規則語幹を使います。
| 原形 | 語幹 |
|---|---|
| tener | tendr- |
| venir | vendr- |
| hacer | har- |
| decir | dir- |
hacer の過去未来形
| yo | haría |
|---|---|
| tú | harías |
| él / ella / usted | haría |
| nosotros / nosotras | haríamos |
| vosotros / vosotras | haríais |
| ellos / ellas / ustedes | harían |
過去から見た未来
過去未来形の基本用法は、 「過去の時点から見た未来」 を表すことです。
Dijeron que volverían mañana.
彼らは明日戻るだろうと言いました。
この文では、 「言った」 という過去の時点から見た未来を表しています。
過去についての推量
過去未来形は、 過去の状況についての推量にも使われます。
Entonces habría mucha gente en la ciudad.
当時、その町には多くの人がいたでしょう。
この場合、 過去について 「〜だっただろう」 と推量しています。
丁寧な依頼・婉曲表現
過去未来形は、 丁寧な依頼にもよく使われます。
¿Podría usted ayudarme?
手伝っていただけませんか?
これは、 直接的な命令を避け、 柔らかい表現にするためです。
me gustaría
過去未来形は、 希望を丁寧に表すときにも使われます。
Me gustaría viajar a España.
スペインへ旅行したいです。
直訳すると、 「私は旅行したいだろう」 に近い感覚ですが、 実際には、 丁寧で柔らかい 「〜したいです」 として使われます。
アクセント記号に注意
過去未来形では、 アクセント記号が重要です。
hablaría
hablarías
hablarían
アクセント記号を忘れないようにしましょう。
まとめ
スペイン語の過去未来形は、 過去から見た未来、 推量、 丁寧な依頼表現などに使われます。
また、 未来形と同じ不規則語幹を使う点も重要です。
特に、 ¿Podría usted...? や me gustaría は非常によく使われる表現なので、 早めに慣れておくと便利です。