スペイン語の ll と y の発音
スペイン語の ll と y は、 地域や話者によって発音が変わることで有名です。
日本語の 「ヤ行」、 「ジャ行」、 「リャ行」 の中間のように聞こえることもあり、 初学者が戸惑いやすい発音の一つです。
ll の発音
伝統的には、 ll は、 「リャ行」に近い発音と説明されることがあります。
- paella (パエリャ)
- llave (リャベ)
ただし、 現代スペイン語では、 「ジャ行」や「ヤ行」に近い発音になる地域も多くあります。
y の発音
y は、 場所によって発音が変わります。
単語の最初や語中の y
単語の最初や語中では、 「ヤ行」、 「ジャ行」、 またはその中間のような音になります。
- yo (ヨ)
- ayer (アジェル / アイェル)
単独、または語末の y
単独、 または単語の最後では、 「イ」に近い発音になります。
- y (イ)
- muy (ムイ)
ll と y は同じ発音?
現代スペイン語では、 ll と y をほぼ同じように発音する話者が非常に多くなっています。
この現象は、 スペイン語で yeísmo (ジェイスモ) と呼ばれます。
そのため、 地域によっては、 ll と y の発音の違いがほとんどありません。
地域による違い
スペイン語圏では、 地域によって ll や y の発音がかなり異なります。
「ジャ行」に近く聞こえる地域もあれば、 「ヤ行」に近い地域、 「リャ行」に近い地域もあります。
そのため、 最初は、 「スペイン語圏には複数の発音がある」 と理解しておくのがおすすめです。
学習のポイント
初学者の段階では、 日本語の 「ヤ行」 に近い発音を意識するだけでも十分通じます。
発音に慣れてきたら、 実際のネイティブ音声を聞きながら、 地域差にも少しずつ慣れていくとよいでしょう。