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愉悦のフランス語

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フランス語文法

フランス語の単語の最後の子音字は発音しない ただし例外も

2024年7月24日 by dk-french

今回は、単語の最後の子音字について説明します。

先のレッスンでは、h を発音しないと学びました(⇒フランス語の h は発音しない 無音と有音の h)。

これに加え、語末の子音字も発音しないことが多いです。ただし、これには例外もあります。

詳しく見ていきましょう。

語末の子音字は発音しない

冒頭でも述べたように、語の最後にある子音字は発音しない場合が多いです。

例えば、nez(鼻)の場合、そのままローマ字読みで読むと「ネズ」と発音しがちですが、実際は最後の z は発音せず、「ネ」と発音します。

他にも、いくつか例を見ていきましょう。なお、発音はカタカナで記しておりますが、参考程度にしてください。

grand(大きい):発音は「グラン」

petit(小さい):発音は「プティ」

goumet(グルメ):発音は「グルメ」

このように、語の最後にある子音字は無視することが多いです。

語末であっても発音する子音字

上述のとおり、語末の子音字は発音しないことが多いですが、これには例外があります。

それは、語末の子音字が c, r, f, l のいずれかである場合です。

例えば、sac(バッグ)の場合、最後の c も発音して「サック」のように発音します。

他にも以下のようなものがあります。

chef(シェフ):発音は「シェフ」

animal(動物):発音は「アニマル」

英語のフランス語教則本では、careful の子音(careful)が発音する子音だ、と説明するものがあります。便利ですので、参考にしてください。

また、語末に q がくる場合、この q も発音します。

例えば、cinq(数字の5)の発音は「サーンク」となり、最後の q は「ク」のように発音します。

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フランス語のœ(oとeを組み合わせたもの)は何?発音は?

2024年7月22日 by dk-french

フランス語には、Œ, œ といった o と e をつなげたような文字があります。

さて、この字は何と呼ばれるのでしょうか。また、どのように発音するのでしょうか。

合わせ字(合字)Œ, œ の発音

フランス語の Œ, œ は、「合わせ字」もしくは「合字」と呼ばれます。

o と e を組み合わせたような形で、発音も o と e の中間のような発音です。

具体的には、口を中くらいに開けて、舌を前に出さないようにして、「ウ」と発音するような感じです。

œ の使い方

œ を使った言葉には、主に以下のようなものがあります。

・œuf(卵)

・cœur(心、心臓)

このように、合わせ字 œ は、頻繁に使われる語にもよく使われます。

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フランス語で文字につける記号(つづり字記号)は何?発音は?「アクサン・テギュ/アクサン・グラーヴ/アクサン・スィルコンフレクス/トレマ/セディーユ/アポストロフ/トレ・デュニオン」

2024年7月21日 by dk-french

フランス語では、英語と違い、文字の上や下などに記号が付けられているものがあります。

例えば、é、â、ä といった感じで、文字の上に線や点などが付されることがあったり、ç のように文字の下にしっぽのような記号が付されることもあります。

こういった記号は「つづり字記号(les signes diacritiques、弁別符号・補助記号)」と呼ばれます。

今回は、こういったつづり字記号を説明します。

アクサン・テギュとは

アクサン・テギュ(accent aigu)は、文字の上につける斜め線(/)の記号です。

É と é があります。

é の発音は、口を左右に開いて「エ」と発音すればよいでしょう。

é を使った単語としては、café (コーヒー)があります。

アクサン・グラーヴとは

アクサン・グラーヴ(accent grave)は、文字の上に付ける斜め線(\)の記号です。

アクサン・グラーヴを使った文字は、À à, È, è, Ù, ù です。

発音としては、それぞれ a, e, u とあまり変わりません。

アクサン・グラーブを使った語としては、bière(ビール)があります。

アクサン・スィルコンフレクスとは

アクサン・スィルコンフレクス(accent circonflexe)は、母音の上につける山のような形の記号(ˆ)のことです。

アクサン・スィルコンフレクスを使った文字は、Â, â, Ê, ê, Î, î, Ô, ô, Û, û です。

例えば、hôpital(病院)で使われます。

トレマとは

トレマ(tréma)は、母音の上に付ける点が2つの記号です。

トレマを使った文字は、主に Ë, ë, Ï, ï となります。

例えば、Noël(クリスマス)で使われます。

セディーユとは

セディーユ(cédille)は、c の下につける尻尾のような記号のことです。

この記号を使った文字は ç のみです。

ç は、[s]、つまり「サシスセソ」の発音のみとなり、k の発音から区別するために使われます。

ç を使った語としては、例えば leçon(レッスン)などがあります。

アポストロフとは

アポストロフ(apostrophe)は、エリズィオンで文字を省略する際に使われる記号です。

例えば、同意する際の表現である d’accord などで使われます。

トレ・デュニオンとは

トレ・デュニオン(trait d’union)は、フランス語でハイフンのことを指します。単語をつなぐために使われます。

例えば、arc-en-ciel(虹)などで使われます。

まとめ

以上が、フランス語におけるつづり字記号の説明となります。

フランス語には、さまざまなつづり字記号があり、それぞれの記号は発音や意味に影響を与えます。

アクサン・テギュ、アクサン・グラーヴ、アクサン・スィルコンフレクス、トレマ、セディーユ、アポストロフ、トレ・デュニオンといった記号は、単語の正しい発音や文法的な区別を助ける重要な役割を果たします。

これらの記号を理解し、適切に使用することで、より正確なフランス語の読み書きが可能になります。学習を進める上で、それぞれの記号の意味と使い方をしっかりと把握しておくことが大切です。

結構たくさんあるので、最初は戸惑うかもしれませんが、頑張って覚えましょう。

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フランス語の h は発音しない 無音と有音の h

2022年11月11日 by dk-french

フランス語でも、英語と同じように「H(h)」の文字を使います。

しかし、フランス語ではこの h の文字は発音しません。

H, h(アシェ)は発音しない

フランス語の語にも、H, h の文字が使われているものがあります。

例えば、「ホテル」を意味する hôtel は、「オテル」のように発音します。

他にも、以下のような語があります。

thé (お茶) 発音:テ
habiter(住む) 発音:アビテ

「有音」の h と「無音」の h

h には「有音」と「無音」の2種類あります。

「有音」と書いてあるのがややこしいのですが、「有音」・「無音」ともに、h は発音しません。

「有音」と「無音」の区別が重要になるのは、エリズィオンやリエゾン、アンシェヌマンといった発音上の規則が適用されるかどうかを判断する場合です。

簡単に言えば、「有音」の h の場合は、「音」があるとみなされ、上記の発音上の規則が適用されません。

くわしくは、他の記事で解説します。

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フランス語のアルファベット(アルファベ)の発音・読み方一覧

2016年11月7日 by dk-french

フランス語のアルファベット(フランス語読みでは「アルファベ」)の発音と読み方は以下の通りです。

A  a  ア

B  b ベ

C  c セ

D  d デ

E  e ウ

F  f エフ

G  g ジェ

H  h アシェ

I  i イ

J  j ジ

K  k カ

L  l エル

M  m エム

N  n エヌ

O  o オ

P  p ペ

Q  q キュ

R  r エーる

S  s エス

T  t テ

U  u ユ

V  v ヴェ

W  w ドゥブルヴェ

X  x イクス

Y  y イグれック

Z  z ゼッド

このように、フランス語のアルファベは、基本的に英語のアルファベットと同じ26文字で構成されています。

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