英語では、
- desire that …
- desirable that …
のように that節を続ける表現があります。
このとき、
that の後の動詞は原形になるの?
と疑問に思ったことはないでしょうか。
例えば、
- We desire that it be done today.
- It is desirable that the conditions be met.
のように、be が原形のまま使われています。
なぜ is ではなく be になるのでしょうか?
この記事では、
- desire that の文法
- desirable that の使い方
- なぜ動詞が原形になるのか
- 仮定法現在との関係
- should を使う表現
についてわかりやすく解説します。
desire that の後は動詞の原形
結論から言うと、
desire that の後では、動詞の原形が使われます。
これは英文法では 仮定法現在(subjunctive mood / present subjunctive) と呼ばれる用法です。
例えば:
私たちは、それが今日行われることを望む。
この文章で、従属節の it be done に注目してください。
これが、desire that に続く節でなく単文であるならば、it is done となるはずです。ところが、上述の例文では、動詞の be が is に変化せず、be の原形のまま使われていることに気付いたでしょう。
- it is done ❌
- it be done ⭕
こういう用法のことを文法的には「仮定法」といいます。より厳密には「仮定法現在」です。
少し詳しく説明します。
なぜ原形になるの?
これは、「現実の事実」を述べているのではなく、
- 希望
- 要求
- 提案
- 必要性
などを表しているためです。
つまり、
「実際にそうである」
ではなく、
「そうであってほしい」
というニュアンスになります。
そのため、英語では仮定法現在が使われます。
仮定法現在とは?
仮定法現在とは、
that節の中で動詞の原形を使う用法
のことです。
特に、
- demand that
- suggest that
- recommend that
- insist that
- desire that
など、「要求・提案・希望」を表す表現でよく使われます。
desirable that も同じ
desirable that や、
- It is desirable that …
も同様です。
that節の中では動詞の原形が使われます。
その条件が満たされることが望ましい。
ここでも、
- are met ❌
- be met ⭕
となっています。
should を使うこともある
特にイギリス英語では、仮定法現在の代わりに should を使うことがあります。
例えば:
We desire that it should be done today.
意味は、
We desire that it be done today.
とほぼ同じです。
また、
It is desirable that the conditions should be met.
のように言うこともあります。
アメリカ英語では原形が一般的
現在では、特にアメリカ英語で、
- demand that he go
- suggest that she be
- insist that it remain
のような「原形」の形が広く使われています。
そのため、
- desire that + 原形
- desirable that + 原形
をまず覚えておけば問題ありません。
よくある間違い
間違いやすい例を見てみましょう。
| 間違い | 正しい形 |
|---|---|
| We desire that it is done. | We desire that it be done. |
| It is desirable that the conditions are met. | It is desirable that the conditions be met. |
まとめ
desire that や desirable that の後では、that節内で動詞の原形が使われます。
例
- We desire that it be done today.
- It is desirable that the conditions be met.
これは「仮定法現在」と呼ばれる用法で、
- 希望
- 要求
- 提案
- 必要性
などを表すときによく使われます。
また、イギリス英語では should を使うこともあります。
英語では、「事実」ではなく「望ましいこと」を表す場合、動詞の形が変わることがあるのです。
英文法の苦手を克服
英語の文法は難しく感じることがありますよね。
ですが、英文法は決して理解不可能なものではありません。ただ、文法書といったような学術書や、無味乾燥な教科書を読んでいても、英文法が難解なものだと感じてしまうこともあります。
このブログでは、英文法について、知識やカリキュラム偏重ではなく、分かりやすく理解できるように説明することを心がけています。
是非「英文法」をご覧ください。
また、英語の文法だけではなく、「使える英語」をマスターしたい場合は、下記のサービスもおすすめです。