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英語の殿堂neo

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英会話表現集

「今、何時ですか?」は英語でどう言う?自然な聞き方とネイティブがよく使う表現3選What time is it now? は間違い?

最初の投稿日: 2025年8月4日 / 更新日: 2025年8月4日 /本ページはプロモーションが含まれています。

ある記事で、「今、何時ですか?」を英訳する際、What time is it now? とすると不自然な表現になり、より自然な表現は、Do you have the time? である、と説明していました。これは、ネイティブの説明だそうです。

まあ、確かに見知らぬ人にいきなり What time is it now? なんて聞くと不自然だとは思いますし、そういう場合は Do you have the time? の方が良いかもしれません。ちなみに、Do you have the time? と道行く人に声を掛ける場合は、自分の手首を指さすようなジェスチャーで聞くと伝わりやすいです。

ただ、What time is it now? が完全に不自然か、といえば、それも違うと思います。要は、この文言を使う状況によるところが大きいと思います。

こういった点も含め、この記事では「今、何時ですか?」と尋ねたいときに使う表現を3つご紹介します。

基本の表現|What time is it? は万能フレーズ

まず、「今、何時ですか?」の最も基本的な英語表現は、

What time is it?

です。

この表現はどんな状況でもほぼ通じる定番フレーズで、シンプルかつ自然。初心者でも安心して使えます。

ただし、この文に “now” をつけて、

What time is it now?

とすると、やや強調的・繰り返し感のあるニュアンスになります。

例えば、以下のような場面では now をつけても違和感がありません。

  • さっき聞いたけどもう一度確認したいとき
  • 知人に「え、いま何時になったの?」と聞き返すとき

というわけで、「now」はつけても間違いではありませんが、なくても十分自然です。上記の場面以外でわざわざつける必要はありません。

知らない人に時間を聞くなら|Do you have the time?

道で知らない人に時間を聞きたいとき、“What time is it?” は少し唐突に感じられることもあります。

そんなときに使いたいのがこちら:

Do you have the time?
今、何時か分かりますか?

この表現は丁寧で柔らかい印象があり、ネイティブもよく使います。見知らぬ人に声をかける場面で特におすすめです。

ただし、以下の点に注意してください。

⚠ 注意:「the」を忘れない!

  • ❌ Do you have time? →「時間空いてますか?」というまったく別の意味
  • ✅ Do you have the time? → 「今、何時ですか?」

異性に対して間違えて言うと、デートの誘いと誤解されるかもしれません。

ネイティブがよく使う自然な言い方|Do you know what time it is?

実は、英語圏でいちばん自然に聞こえるのはこの表現かもしれません:

Do you know what time it is?

この言い方は、「今、何時かご存知ですか?」という控えめなニュアンスで、初対面の人にもフレンドリーに使えます。

たとえば:

-Excuse me, do you know what time it is?
-Sure, it’s 3:30.

「知ってたら教えてほしい」という丁寧さがあるので、実際の会話でとても使いやすい表現です。

ところで、この「今、何時ですか?」という日本語自体、日本人でも見知らぬ人に使わないと思います。「今、何時か分かります?」みたいに聞くんじゃないですか。

私が英語圏で暮らしているときに、道で見知らぬ人に時間を聞くときに一番使った、もしくは時間を聞かれたときの言い方は、Do you have the time? よりもDo you know what time it is? だったと思います。

今でも、何も考えずに見知らぬ人に時間を聞くときは、自然にこの文言 Do you know what time it is? が出てきますね(英語初学者の人は、最初の文とは it is の順序が違うことに注意してくださいね)。そして、この言い方だと、日本語の「何時か分かりますか。」という言い方にニュアンスが似ていて使いやすいと思いませんか。


シーン別のおすすめ表現

シーン自然な英語表現解説
知り合い・友人に聞くWhat time is it?一番ベーシック。気軽に使える。
What time is it now?は「さっきと変わったかな?」というときに
道で見知らぬ人に聞くDo you have the time?丁寧・自然。the を忘れずに
丁寧に聞きたいときDo you know what time it is?控えめで感じがよい

映画でもよく使われるフレーズ

ちなみに「What time is it now?」というセリフは、実際にハリウッド映画でも多く使われています。
たとえば、映画『National Treasure(ナショナル・トレジャー)』にも登場するなど、自然な会話の中でも普通に使われている表現です。


📝 まとめ

  • What time is it? → もっとも基本で万能
  • Do you have the time? → 丁寧に聞くならこれ(”the” を忘れずに)
  • Do you know what time it is? → 控えめでやさしい表現。非常におすすめ!

どれも正しい英語表現です。使う相手・場面によって選び分けるのがポイントです。

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「What’s the date today?」と「What day is today?」の違い|「何日?」「何曜日?」を英語でどう聞く?

最初の投稿日: 2025年8月4日 / 更新日: 2025年8月4日 /本ページはプロモーションが含まれています。

英語では「今日が何日か」や「何曜日か」を聞くときに、“What’s the date today?” や “What day is today?” というフレーズを使います。

一見よく似ているこの2つですが、実はそれぞれ意味が違います。

間違いやすい表現だからこそ、正しい意味と使い方をしっかり覚えておきましょう。


What’s the date today? の意味は「今日は何日?」

“What’s the date today?” は、「今日は何日ですか?」と「日付(数字)」を尋ねる表現です。

例えば、以下のように使います。

A: What’s the date today?
B: It’s August 4th.(今日は8月4日です)

同じ意味で、次のような言い回しもよく使われます:

  • What’s today’s date?
  • What date is it today?

どれも自然で丁寧な言い方なので、使いやすいものを覚えておくと便利です。

ここでのポイントは、date です。

date は「日付」、つまり「数字で表す日」という意味ですので、この date を使うことを覚えておきましょう。

この date が「日付」を意味するということを覚えておけば、例えば以下のように応用が利きます。

【応用表現】

  • the date of birth(生年月日)
  • the date of arrival(到着日)
  • the expiration date(有効期限)

では、もう一つの”What day is today?” という表現はどういう意味なのでしょうか。


What day is today? の意味は「今日は何曜日?」

一方、“What day is today?” は「今日は何曜日?」と曜日を尋ねる表現です。

✅ 例:
A: What day is today?
B: It’s Monday.(今日は月曜日です)

他にも以下の表現で「今日は何曜日?」と尋ねることができます。

  • What day is it today?
  • What day of the week is it today?

day と date の違いをおさえよう

英語表現意味対象
What’s the date today?今日は何日?日付(例:August 4th)
What day is today?今日は何曜日?曜日(例:Monday)

「day」は曜日、「date」は日付(数字)を表すことを覚えておきましょう。


📝 まとめ

  • 「What’s the date today?」= 何日か(日付)を尋ねる
  • 「What day is today?」= 何曜日かを尋ねる
  • 似ているけれど、意味は異なるので注意!
  • 応用表現(date of birth など)も一緒に覚えておくと便利

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【使っちゃダメ?】”fuck” と “fucking” の意味・使い方と注意点|感情表現としての swearing のリアル

最初の投稿日: 2025年7月31日 / 更新日: 2025年7月31日 /本ページはプロモーションが含まれています。

英語のスラングの中で最も有名で、かつ使い方に注意すべき単語、“fuck”。

映画やドラマ、SNSのコメント欄などで一度は目にしたことがあると思います。しかしながら、使用の場面や相手を間違えると、重大な誤解やトラブルに発展する可能性があるのも事実です。

本記事では、英語圏での「fuck」およびその派生表現(fucking, fuck off, what the fuck, など)の意味と使い方を、文法的・文化的に正確かつ深掘りして解説します。


“fuck” の本来の意味:性的行為の俗語からスラングへ

“fuck” はもともと、非常に下品な言い方で「性交する」という意味の動詞です。

この語義は今でも生きており、公の場やフォーマルな文書では完全に不適切とされる単語です。

ただし現在では、「怒り」「驚き」「苛立ち」「呆れ」「強調」など、あらゆる感情を表す万能スラングとして使われるようになっています。


“f-word” と呼ぶ理由|英語圏でのマナー

“fuck” という単語自体が不快に思われることもあるため、教養のある人や公的な場では直接的に言わず、**”f-word”(fワード)**と呼ぶことで間接的に言及します。

Hey, don’t use the f-word.
おい、そんな汚い言葉を使うな。

テレビや映画では放送禁止用語として扱われることが多く、音声を「ピー音」で消したり、字幕で「f**k」と伏字表記にされるのが一般的です。

少し話は変わりますが、昔、ロックバンドのエアロスミス(Aerosmith)というバンドのミュージックビデオで、最後にきれいな女の子が中指を立てるシーンがあったのですが、その指の部分だけにぼかしが入れてあったのを覚えています。


“fuck” の使い方:罵りから自己表現まで

① 自分の感情をぶつける(独り言的)

一番安全な使い方がこちら。誰かを罵っているのではなく、自分の失敗や困惑を表現する場面です。

Fuck! I did it again!
しまった!またやっちまった!
Fucking hell!
なんてこった!ちくしょう!

このように、感情の強さを吐き出すための爆発的な語句として用いられます。


② 疑問詞と組み合わせて強調する

“what”, “who”, “where” などの疑問詞と一緒に使うと、苛立ちや怒りを含んだ質問表現になります。

What the fuck are you doing?
お前、一体何をやってるんだ?
Who the fuck are you?
誰だ、お前?
Where the fuck is my mobile?
俺の携帯はどこだ?

なお、「the fuck」の部分は “the hell” に置き換えることもできます(ややマイルドな印象になります)。

これは、より専門的にいえば、”expletive infixation” と呼ばれる構文です。感情の高ぶりを表す自然な英語ですが、フォーマルな場面では完全に不適切です。


③ 形容詞的に使う “fucking”:強調としての罵り

“fucking” は形容詞や副詞のように使われ、名詞・形容詞・動詞などを修飾して、怒りや苛立ち、強調のニュアンスを与えます。

Fucking idiot!
マジでバカ野郎!
Fucking cold out here!
クソ寒いな!

ただし、このような表現は相手を侮辱したり、下品に聞こえたりする可能性が非常に高いので、多用は避けましょう。

なお、副詞的に動詞も修飾可能です。

He fucking left me.
あいつマジで俺を置いていきやがった。

④ 相手を強く拒絶する “fuck off”

“fuck off” は、「うせろ」「出て行け」「かまうな」といった意味で、非常に攻撃的な命令表現です。

Fuck off!
失せろ!

強い拒絶・敵意の表れであり、関係が壊れるような場面でも使われます。


⑤ “I don’t give a fuck” の意味と使い方

この表現は、「気にしない」「どうでもいい」を汚い言葉で言いたいときに使われます。

I don’t give a fuck.
どうでもいい。

同じ意味で “I don’t give a shit” や “I couldn’t care less” もよく使われますし、fuck や shit の代わりに damn を使うこともあります。


まとめ

上記の内容を以下の表にまとめてみました。

表現意味使用の注意点
fuck you相手への罵倒最も攻撃的な表現。絶対に使わないのが賢明。
what the fuck怒り・苛立ちを込めた疑問ネイティブも使うが、場面を選ぶ必要あり。
fucking (形容詞)強調(怒り・驚き)非常に砕けた言葉。文脈注意。
fuck off強い拒絶・怒り相手との関係悪化必至。
I don’t give a fuck関心のなさ・冷たさ相手によっては無礼と捉えられる。

結論:使わないのがベスト。でも意味は知っておこう

“fuck” や “fucking” は、ネイティブの会話やSNS、映画などで非常によく使われます。
しかしながら、感情の爆発力が強すぎるため、使いどころを間違えると大きなトラブルにつながることもあります。

英語に慣れてくると、なんとなく使ってみたくなることもありますが、使う前に「誰に・どこで・どんな意図で」かを考えることが重要です。

教養ある大人としての英語力とは、「使える語彙の多さ」ではなく、「使い分ける判断力」でもあります。

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